沿革

- 昭和5(1930)年:元町公園プール/元町公園開園
- 昭和6(1931)年:元町公園弓道場竣工
- 昭和45(1970)年:弓道場の施設老朽化に伴う立て直し
- 昭和55年(1980)年:弓道場の増築(現道場へ)
- 平成元(1989)年:山手234番館取得
- 平成2(1990)年:エリスマン邸移設・一般公開開始
- 平成11(1999)年:山手234番館一般公開開始
- 平成13(2001)年:ベーリックホール取得(翌年一般公開開始)
開港以来横浜の発展と歩みを共にしてきた元町界隈ではありましたが、関東大震災発生時には他エリア同様壊滅的な被害を受けたことから、例えば元町百段のように、震災によって地形そのものと共に消滅してしまったインフラもありました。
その一方で、震災から7年後の昭和5(1930)年。
同年に開園した市営元町プールの周辺部を整理する形で開園したのが、現在の元町公園です。
最寄り駅は
- みなとみらい線・元町中華街駅(アメリカ山公園口)
- JR根岸線・石川町駅(元町口)
最寄りバス停は、神奈中11系統「元町公園前」バス停です(※)。
プール、弓道場、西洋館(エリスマン邸/山手234番館/ベーリックホール)等の施設以外は24時間開放されています(各施設につき、後述)。
◾️関連リンク
Guide
- 【みなとみらい線全駅情報】 元町・中華街(山下公園)駅 -構内・出口・乗換案内-
- 【MM線の沿線駅/JR根岸線】石川町駅 -構内・ロケーション・交通案内-
- 【みなとみらい線沿線の移動手段】沿線を走る路線バス編1(主要スポットへの経路)(※)
- 近代横浜の始まり -開港場と周辺エリア-
- 開港都市・横浜の発展と関東大震災
- 【元町中華街エリア/山手本通り】元町百段公園
Info
公園基本情報
公園内マップ

山手の丘の斜面に沿って形成されている公園は、中央に元町公園プールと元町公園弓道場、山手本通り側に西洋館(及び西洋館跡)、元町商店街側にせせらぎ広場などがあり、公園の北東部では山手の外国人墓地に隣接しています。
◾️関連リンク
Guide
Info
- 横浜市公式サイト “全体平面図“
公園内西洋館/施設

- 山手234番館
公式サイト
開館時間:9:30~17:00
休館日:第4水曜日(休日の場合は翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
入館無料
- エリスマン邸
公式サイト
開館時間:9:30~17:00
休館日:第2水曜日(休日の場合は翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
入館無料
- カフェ・エリスマン
公式サイト
open:10:00~16:00(LO15:30)※開館時間延長の場合は変更あり
定休日:第2水曜日(休日の場合は翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
- 山手80番館遺構
エリスマン邸裏、ベーリックホール横あたりの位置に、関東大震災前までこの地にあったという、山手80番館の遺構が遺されています。
- ベーリックホール
公式サイト
開館時間:9:30~17:00
休館日:第2水曜日(休日の場合は翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
入館無料
- 元町公園弓道場
- 元町公園プール
公式サイト
デイタイム(9時〜18時)200円/1時間、ナイター(18時〜21時)300円/1時間
回数券あり。営業期間7月~9月。
期間・料金、規則の詳細は公式サイトへ。
- 公衆トイレ
プール入り口傍・山手本通り側に用意されています。
エリア別ガイド
ジェラール水屋敷の貯水槽から元町公園入り口へ

元町商店街側から元町公園へと向かう場合、最短となるのは元町商店街とも繋がっている水屋敷通りを進んでいくルートです。
通り名に付された「水屋敷」は、通り沿いに「水屋敷」と呼ばれる遺構があることに依っています。
◾️関連リンク
Guide
- 元町公園・ジェラール水屋敷エリアへ
「かつての元町」エリアへ

水屋敷通りを通って元町公園に入ると、入り口付近を挟んで「水屋敷」エリアが続きます。
この付近ではかつて、山手の湧水を利用した地場産業が盛んでした。
◾️関連リンク
Guide
- 元町公園・入口から「レンガ工場跡」エリアへ
丘の斜面と公園施設、周辺環境

「ジェラールの水屋敷・西洋瓦工場エリア」(前記)と山手本通り沿い「西洋館エリア」(後述)の間には、丘の斜面部分にプールと弓道場が設置されている他、公園の東西両側には「貝殻坂」(東側)と「額坂」(西側)、二本の坂道が通されています。
◾️関連リンク
Guide
- 元町公園内から山手本通りへ
西洋館、西洋館遺構エリア

丘の斜面を登りきると、山手本通り沿いには西洋館エリアが用意されています。
旧来よりこの地にある山手234番館・ベーリックホールのほか、関東大震災で倒壊した山手80番館の遺構や、旧・セントジョセフカレッジの敷地の一部が利用される形で元町公園の一部となった、「セントジョセフ公園」こと元町公園の飛び地部分、さらには移設されたエリスマン邸などがあります。
ところで、横浜市による西洋館取得・一般公開の背景には、事情として、昭和末から平成期にかけてのマンション建設ラッシュによる弊害が含まれる場合があります。
「先行する土地利用のリセット後、改めて宅地利用」されるケース、すなわち「のちの目的が先に立たない」ケースもあって、例えばかつての旧セントジョセフカレッジ跡地利用や、最近のYIS(本牧へ移転した、横浜インターナショナルスクール)跡地利用などがこれに該当しますが、一方で現在地に移設されたエリスマン邸のように、「初めにマンション建設ありき」の取り壊し進行後に、横浜市による保存・移転が急遽決められたケースもありました。
いずれの場合も先行する因果関係こそ微妙に異なるものの結果は同じだということで、今となっては「どこにでもある、日本の普通の住宅地」然とした雰囲気に支配されるのもまた、現在の山手町の持つ一面となっています。
ただし、その中でもとりわけ「かつて」の雰囲気が色濃く残されていることがこのエリアの特徴です。
メインストリートである山手本通り、および外国人墓地や山手聖公会・聖堂に隣接し、三館の西洋館を持つほか、名物の「白い電話ボックス」も公園内に設置されています。
◾️関連リンク
Guide
- 【元町中華街エリア/山手本通り】元町公園と自働電話(白い電話ボックス)
- 【元町中華街エリア/山手本通り】ブラフ講と、山手80番館遺構(元町公園内)
- 【元町中華街エリア/山手本通り】元町公園・西洋館エリアと「セント・ジョセフ公園」
- 【元町中華街エリア/山手本通り】ビヤザケ通り(本牧通りから山手地区へ)

