万国橋通りは、馬車道商店街と本町通りが交差する本町四丁目交差点から、新港ふ頭内の万国橋交差点までを結んだ道路です。日本大通りや象の鼻界隈の交易場と、馬車道商店街や本町通沿いに形成された金融街を結ぶルート上にあったことから、横浜港の発展と共に古くから利用されてきました。

万国橋通りの道なり、延長線上には馬車道商店街が伸びていますが、さらにその先では伊勢佐木町の中心部にあたるイセザキモールへと繋がっています。
かつて馬車道・伊勢佐木の間に置かれていたのが旧吉田橋関門で、ここを境に海側が関内、陸側が関外と区分されたーー、というのが今に残る地域の通称「関内」の由来にあたる部分ですが、その歴史的な定義によるのであれば、この付近一帯は全て「関内」に該当するエリアです。

「関内」エリアに入って早々、現在の万国橋通りの入り口付近に旧・生糸検査所が位置しているという景観も、「かつての横浜」を今に伝える一コマです。

万国橋通り上に位置する海岸通四丁目交差点は、交差点名と同じ「海岸通り」と交差する交差点となっています。ここから海岸通りへ入り、横浜税関や象の鼻、日本大通りなどを経由して山下公園方面へ進むと、道は最終的には1本で南本牧エリアまで繋がっています。
海岸通りとその延長上に位置する道は、曲がらず道なりに進み続けると横浜中心部の海沿い東南部をひたすら外周するルートになっているのですが、目安として「概ねこの道路より北側が港・埠頭」「南側が内陸部」という道路が、ここから始まっているんですね。

万国橋通り沿いをさらに進むと、通りの名前に付された万国橋上、右手には横浜税関や大さん橋付近の風景、

左手にはランドマークタワー、クイーンズスクエア、コスモクロック21など、「今昔の横浜」を象徴するような建造物が視界に入ります。

万国橋の先、新港ふ頭内突き当りに位置するのが、新名所「横浜ハンマーヘッド」です。
付近一帯は夜景が映えることでも有名ですが、通り沿いには自転車用のレーンも作られているので、サイクリングコースとしてもお勧めです。
◾️関連リンク
Guide
- 【馬車道エリア/関内・伊勢佐木】吉田橋関門跡(JR関内駅傍・旧横浜道の関門)
- 【馬車道エリア/商店街・市役所】馬車道商店街 -文明開化と西洋建築、「日本初」-
- 【日本大通り/象の鼻】海岸通り(万国橋通り、みなと大通り間の海沿い)
- 【馬車道エリア/万国橋・新港ふ頭】横浜ハンマーヘッド(マリンウォーク隣)
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