坂道沿いの風景
ロケーション
地蔵坂は、JR石川町駅南口(元町口)付近、諏訪神社前交差点付近から山手本通りに向かって伸びている坂道です。
坂名は、その名の通り、現在は坂道の入口付近にある地蔵尊に由来します。
途上には、イタリア山庭園方面への階段坂である小坂や、横浜共立学園、横浜女学院方面へのバイパスである乙女坂などへの分岐があります(後述)。
諏訪神社前交差点付近

地蔵坂へと向かう道は、関内駅前付近からまっすぐ通されていて、

地蔵坂上交差点へと向かっていきます。
小坂への分岐 -イタリア山庭園方面へ-

小坂は地蔵坂を上りはじめてわりとすぐのところから、

イタリア山庭園の入り口付近に向かって通された、ほぼ直線の階段坂です。
階段坂沿いには、

「どこか風情のある、昭和の地方都市風の風景」が続くという、

「抜け道」風のショートカットルートとなっています。

地蔵坂の上り方向(向かって右側の歩道沿い)には、同じく山手の丘の上に向かって延びた乙女坂(後述)が通されています。坂道の途中から派生している坂道が道の両サイドにあるあたり、道沿いの風景共々「坂道の多い横浜山手」感も強い一帯となっていますが、

まっすぐ続く階段坂を上りきった時に坂道左手に現れるのが、

外交官の家やブラフ18番館のある、イタリア山庭園の入り口です。庭園の入り口向かって右側には、JR根岸線の石川町駅前へと続く大丸谷坂への階段坂が用意されています。
◾️関連リンク
Guide
- 【元町中華街エリア/山手本通り】大丸谷坂(JR石川町駅前からイタリア山庭園へ)
- 【元町中華街エリア/山手本通り】イタリア山庭園(JR石川町駅最寄り、山手本通り傍)
地蔵坂、蓮光寺、乙女坂
乙女坂は、地蔵坂の途中、二つのミッション系女子校(共にプロテスタントの横浜共立学園、横浜女学院)方面へと分岐している坂道で、

開港期を境に大きく発展することとなった、真宗大谷派の寺院・蓮光寺の傍から始まります。

坂名はそのまま、両校の女子中高生が使う通学路であることに由来します。

お隣・蓮光寺のお墓に沿うように通されていることから、日中以外の通行には中々のスリルが伴いそうな坂道でもありますが、

階段坂を上り切るとほぼすぐのところから、それぞれ左側が横浜共立学園、右側が横浜女学院の敷地となっています。
山手214番館

階段坂から続く緩い上り坂道の左手にあるのが、かつての横浜でスウェーデンの領事館として使われていたという山手214番館です。現在は横浜共立学園が所有し、同窓会の施設として使われているため、残念ながら内部は一般公開されていません。道沿いから眺める程度の観光となります。

案内板の記載には旧領事館とありますが、「領事館」は領事の執務に使用する公館、「領事公邸」は領事の居住に使用する公館です。
乙女坂から山手本通りへ

乙女坂からも、山手本通りへと抜けることができます。
連光寺の裏手から続く「横浜共立学園エリア」を歩いて進む形となりますが、乙女坂を上り切った後、最初の三叉路を左手へ、あとは道なりに進んでいくと、

神奈中バス11系統のバス通りへと出た後で、山手本通り(地蔵坂上交差点付近)へ交差します。
◾️関連リンク
Guide
Info
地蔵坂上交差点へ

蓮光寺のあたりまで上ってくると坂も中腹で、上方には地蔵坂上交差点付近が視界に入ってきますが、

下り坂の向こうにはランドマークタワーなどが視界に入ります。

さらに上ると坂の上の交差点、地蔵坂上交差点です。
地蔵坂上

地蔵坂上交差点は、変則的な五差路となっていることでもお馴染みの交差点ですね。
まずは四差路(地蔵坂の真上)があり、その交差点に隣接する三差路(地蔵坂を背にしてやや右側)があるという形ですが、左上方向に向かって伸びている道が山手本通り、右側は同じく山手本通りがやがて「横浜駅根岸道路」となる道で、正面に伸びている道は本牧通りと山手本通りを結ぶ桜道(車は、上り方向のみの一方通行路)です。
桜道沿いの地蔵坂上交差点付近には、地蔵坂公園があります。

地蔵坂を背にして右方向への道(山手本通り、横浜駅根岸道路)は、道なりに根岸方面へ向かっています。

地蔵坂の下り坂道の遥か向こうには、みなとみらいエリアの高層ビル群が、かすかに見えています。
◾️関連リンク
Guide
- 【元町中華街エリア/山手本通り】桜道(本牧通りから山手本通りへ)
- 【みなとみらい線沿線さんぽ/サイクリング】山手本通りから根岸森林公園へ

